【2025年11⽉発表】新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築一戸建て住宅平均価格 2025年11月10日
主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
10月 首都圏の新築一戸建て平均価格は+1.5%の4,802万円 23区は大きく下落
近畿圏は+0.3%の3,802万円と小幅な上昇、中部圏は3ヵ月ぶりの上昇
- 首都圏
10月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+1.5%の4,802万円と上昇した。都県別では、東京都が+0.3%の5,759万円と上昇。戸数シェアの大きい都下での上昇が影響した。神奈川県は+2.8%の5,318万円で3ヵ月連続の上昇となった。千葉県は+1.4%の4,061万円と4ヵ月ぶりに上昇。埼玉県は+2.0%の4,055万円と上昇し、再び4,000万円台に載せた。10月は全都県で上昇。前年同月比は引き続きプラスの水準で推移している。
- 近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は+0.3%の3,802万円と続伸するも、上昇率は縮小した。主要府県別では大阪府が-0.4%の4,158万円と下落している。兵庫県は-0.1%の3,858万円と僅かに下落。前年同月を上回った。京都府は-4.4%の3,984万円と下落が続き、3ヵ月ぶりの3,000万円台となっている。10月は主要府県が軒並み下落したが、戸数シェアの変動などにより全体では小幅な上昇が続いたと考えられる。
- 愛知県
愛知県の平均価格は+3.5%の3,683万円と上昇した。中部圏(4県)は+2.9%の3,493万円と3ヵ月ぶりに上昇。いずれも前年同月を上回っている。
- 宮城県・福岡県
宮城県は-7.8%の3,422万円と下落し年初来安値を更新。前年同月も下回った。福岡県は+1.0%の3,657万円と3ヵ月ぶりに上昇し、前年同月比もプラスの水準となっている。

●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比-10.3%の9,042万円と大きく下落。前年同月比はプラスを維持している。平均土地・建物面積は、前月から縮小した。都下は+5.2%の5,235万円と上昇し、前月から戸数も大きく増加している。横浜市は-1.9%の5,773万円と3ヵ月ぶりの下落。川崎市は+11.4%の6,545万円と4ヵ月連続で上昇した。前年同月比含め2ケタ上昇となっている。
東京23区は高額事例の減少のほか、城北・城東エリアでの下落も影響した。
相模原市は+16.9%の4,767万円と大きく上昇。千葉市は+3.5%の3,981万円、さいたま市は+8.4%の4,628万円。
郊外都市はすべて上昇。特に相模原市は2014年4月の集計開始以降最高価格。
大阪市は-7.6%の4,977万円、堺市は-2.0%の4,168万円といずれも下落した。神戸市は-1.6%の4,348万円と3ヵ月ぶりの下落。京都市は-2.2%の4,638万円と下落が続いた。
近畿圏主要都市は軒並み下落した。
名古屋市は+9.5%の4,583万円と3ヵ月ぶりに上昇。前年同月も上回った。
仙台市は-6.1%の3,779万円と下落した。福岡市は+1.0%の4,370万円。
名古屋市は昭和区、瑞穂区などで上昇。
●集計の方法
調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県


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