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【2025年11⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移

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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格     2025年11月10日

主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

10月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は+0.7%の5,947万円 3ヵ月連続上昇

近畿圏は+0.2%の4,040万円と僅かに続伸、中部圏は+3.1%の4,196万円


●首都圏

10月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比+0.7%の5,947万円と3ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が+1.7%の7,525万円と4ヵ月連続の上昇。神奈川県は-6.6%の4,810万円と4ヵ月ぶりに下落した。千葉県は-0.7%の4,518万円と下落し、前年同月比もマイナスに振れた。埼玉県は+1.8%の4,381万円と上昇。神奈川県が比較的大きく下落したことで首都圏全体では上昇率が縮小したが、前年同月比は引き続き2ケタ上昇している。

●近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比+0.2%の4,040万円と続伸した。主要府県別に見ると、大阪府が-0.6%の3,922万円と下落が続いた。兵庫県は+1.4%の4,447万円と連続上昇となった。京都府は+11.6%の4,229万円と、前年同月比含め2ケタ上昇している。

●愛知県

愛知県は+1.4%の4,324万円と上昇。8月の水準には届かなかったが、3ヵ月連続の4,000万円台。中部圏全体(4県)も+3.1%の4,196万円と上昇し、2014年4月の集計開始以降の最高価格となっている。

首都圏の平均価格は、前年同月比が連続して10%を超えた。東京都が頭一つ抜けて推移している。近畿圏は兵庫県と京都府がいずれも高い水準となっている。1.png


●主要都市の平均価格動向

東京23区は前月比+2.9%の8,667万円と連続上昇した。前年同月比は一段と拡大し、集計開始以降の最高価格。都下は+1.9%の5,082万円と上昇し、再び5,000万円台に乗せた。横浜市は-12.7%の4,938万円と、前月の反動もあり4ヵ月ぶりの下落。川崎市は+8.7%の6,019万円と上昇した。相模原市は-8.2%の4,013万円と下落が続いた。千葉市は-2.1%の4,106万円と下落。前年同月比で見ても水準を落としている。さいたま市は+5.4%の5,216万円と上昇。

大阪市は-3.2%の4,416万円と3ヵ月ぶりの下落。堺市は+0.2%の3,636万円と僅かながら連続上昇、神戸市は+11.7%の5,288万円と上昇率が拡大している。京都市は+16.8%の4,486万円と大幅上昇。

名古屋市は-4.6%の4,495万円と下落が続いた。前年同月比はプラスを維持した。

東京23区は都心エリアが上昇をけん引し、最高価格を連続更新。大阪市は前月比・前年同月比ともに下回った。

●集計の方法

調査対象の条件:①敷地面積50㎡以上~100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件

対象地域

首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県

近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県

中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県

赤字はデータ掲出都府県 

宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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