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【2025年3⽉発表】新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移

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東京カンテイ プレスリリース / 新築一戸建て住宅平均価格     2025年3月10日

主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

2月 首都圏の新築一戸建て平均価格は-1.2%の4,663万円 東京都が5ヵ月ぶり下落

近畿圏は+4.9%の3,790万円と反転上昇、中部圏は-6.4%の3,314万円と4ヵ月ぶりに下落へ転じる


  • 首都圏

2月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.2%の4,663万円と5ヵ月ぶりに下落。都県別では東京都が-4.3%の5,700万円と5ヵ月ぶりの下落となった。戸数の増加率が首都圏の中で最も高く供給シェアも拡大した。前年同月比は+9.3%と高い水準が続く。神奈川県は-1.8%の5,051万円と4ヵ月ぶりの下落だが、5,000万円台は維持した。千葉県は+2.4%の3,903万円と4ヵ月ぶりに上昇した。前年同月比も1%台から上昇している。埼玉県は-3.0%の3,795万円と再び下落に転じた。戸数は全都県で増加。首都圏全体では昨年11月の水準をやや上回り3,000戸に迫るが、前年同月比では大きくマイナスを示している。

  • 近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は+4.9%の3,790万円と3ヵ月ぶりの上昇となった。主要府県別では、大阪府が+2.0%の3,984万円、兵庫県が+6.1%の3,875万円、京都府が+16.3%の4,261万円と、軒並み上昇に転じている。

  • 愛知県

愛知県の平均価格は-6.7%の3,479万円と4ヵ月ぶりに下落した。中部圏(4県)も-6.4%の3,314万円と4ヵ月ぶりの下落。戸数は前月からさらに減少し、前年同月比で見ても大きく水準を落としている。

  • 宮城県福岡県

宮城県は+3.9%の3,686万円と反転上昇した。戸数は前月の反動で大きく増加したが、前年同月比で見れば-44.0%となっている。

福岡県は+1.1%の3,752万円と連続上昇し、前年同月比も上昇率が拡大した。

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●主要都市の平均価格動向

東京23区は前月比-5.9%の9,815万円と3ヵ月ぶりに下落し、再び1億円台を割り込んだ。都下も-5.0%の4,889万円と下落に転じた。横浜市は+0.4%の5,769万円と連続上昇。川崎市は-3.1%の5,610万円と反転下落した。

東京23区・都下ともに3ヵ月ぶりの下落となった。

相模原市は-3.3%の4,194万円と下落に転じた。千葉市は-5.4%の3,850万円と連続の下落。さいたま市は-4.1%の4,229万円と反転下落した。

戸数はいずれも増加に転じたが、前年同月比もプラスとなっているのは千葉市のみ。

大阪市は+23.6%の5,519万円と大きく上昇に転じたが、戸数は前月比・前年同月比ともに大きく減少した。堺市は-15.7%の3,766万円と下落に転じている。神戸市は+15.7%の4,420万円と3ヵ月ぶりに上昇した。再び4,000万円台に乗せ、高い水準となっている。京都市は+12.4%の5,105万円と反転上昇した。

神戸市と京都市は前年同月比もプラスに。

名古屋市は-4.9%の4,147万円と反転下落し、前年同月比もマイナスに転じた。

仙台市は-2.9%の3,867万円と4ヵ月ぶりの下落。福岡市は-4.4%の4,406万円と、5ヵ月ぶりの下落となった。

仙台市の最高価格連続更新がストップ。

●集計の方法

調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件

対象地域

首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県

近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県

中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県

宮城県  福岡県 赤字はデータ掲出都府県

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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