住宅の売却は内覧で成功が決まる!?押さえておきたい掃除のポイントとは
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住宅の売却は内覧で成功が決まる!?押さえておきたい掃除のポイントとは
住宅の内覧は、実際に物件を見てもらうことで購入を後押しできる最大のチャンスです。しかし、ただ見てもらうだけでは住宅の魅力が伝わらず、売却につながらないかもしれません。
そこで今回は、内覧を成功させるためのポイントを解説します。住宅の売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
■特に気を付けたい掃除ポイント
・玄関
玄関は内覧で最初に目にする場所のため、住宅の印象を左右します。スムーズに室内に入っていけることはもちろん、見た目にも「すっきりした印象」を与えられるように整えておきましょう。
傘や靴、小物類はできるだけ整理整頓しておきます。玄関とその周囲をほうきがけして、ドアなども水拭きしておけばより好印象を与えられるでしょう。
・リビング
リビングは楽しく過ごせるイメージをもってもらうため、「清潔さと明るさ」にポイントをおいて掃除をします。カーテンは全開にして窓ガラスも拭いておきましょう。掃除は見落としがないよう、家族にホコリチェックをしてもらうのもよい方法です。
家族が集まる場所なので、広々と見せることも意識してみてください。リビングを見渡したときに大きな家具が視界を遮ると狭く感じるので、必要に応じて内覧のための模様替えも考えましょう。
・水回りはハウスクリーニングがおすすめ
水回りは中古感が出やすい場所なので、売却を考えているのであれば専門業者にハウスクリーニングを依頼するのがおすすめです。家庭では落としにくいしつこい汚れや、見慣れて気付かなかった汚れなどをプロがしっかり落としてくれます。
・収納も見せられるようにしておく
押し入れやクローゼット、床下収納などの収納設備は、住宅の住みやすさを左右します。買い手もどんな収納があるのか関心をもっているので、必要に応じて見せられるように準備をしておきましょう。
収納力をアピールするコツは、窮屈な印象を与えないように収納物を詰め過ぎないことです。また、収納設備内が整理整頓されていることも大切で、きれいに整っていると使いやすいと感じてもらいやすくなります。
・バルコニーや庭
外回りは紫外線や雨風などで傷みやすい場所なので、掃除を怠るとメンテナンスされていないと思われてしまうこともあります。
内覧ではあらゆるところがチェックされるため、バルコニーや庭も忘れずに掃除しましょう。
■掃除以外に気を付けたいポイント
A「掃除はこれで大丈夫ね。他には何に気を付けておけばいいのかしら?」
B「住宅の印象をさらによくするための方法があるので、詳しく紹介します!」
・照明はすべてつける
リビングが明るくても、その奥にある和室の日当たりが悪いなど、カーテンを開けても採光の加減で部屋が暗く見えることもあります。暗い部屋があると印象も悪くなるかもしれません。全室明るく見えるように、照明はすべてつけておいたほうがよいでしょう。
・家具や不要なものはできるだけ減らす
すっきりした印象の部屋は広く感じられます。引っ越し先に不要な家具や荷物があれば、内覧前に処分しておきましょう。
手元に残すものは、すっきり感を出すためにできるだけ収納します。収納するケースの大きさや色柄を統一することも印象をよくするコツです。
・においにも気を付けること
ソファやカーテン、エアコンなどから発生するにおいは、そこで暮らしている人には気付きにくいものです。しかし、そのにおいに慣れていない人にとっては、「ちょっと気になるにおい」と感じることもあるので、できるだけの対策をしましょう。
内覧会時のにおい対策は、以下の通りです。
- 窓を開けて換気する
- 芳香剤を置く
- 消臭スプレーを吹き付ける
- アロマを焚く
- タオルを濡らして振り回す
いずれも内覧の当日に行うと効果的です。消臭スプレーは布に吹きかけた後しっかり乾くまでに数十分かかるので、来客予定時間から逆算してスプレーするようにしてください。
・インテリアにも工夫を
個人の内覧では、モデルルームのようにお金をかけて飾り立てる必要はありません。新しいタオルを出す、収納の柄を揃える、花を飾るなどインテリアを少し工夫するだけでも印象はずいぶんよくなります。
■内覧に人が集まらない場合はどうする?
高額な不動産の売却は時間がかかるものですが、1か月経っても内覧がない場合は、「相場に比べて売却価格が高い」、「広告が物件の魅力を伝えられていない」などの原因を調べることが大切です。
また、内覧に人を呼ぶためには、不動産会社のサポートも欠かせません。仲介する不動産会社の担当者と話し合ったり調査をしてもらったりして、具体的に何が悪いかを突き止めて改善しましょう。
■まとめ
内覧を成功させるポイントは、「すっきり・きれい・明るい」です。掃除をしたり不用品を処分したりするほか、照明にもこだわるなど、できることから始めましょう。さらに、におい対策やインテリアを工夫することで売却のチャンスは広がります。