デザイナーズマンションを購入するなら知っておきたいメリット・デメリット
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デザイナーズマンションを購入するなら知っておきたいメリット・デメリット
おしゃれなデザインに惹かれてデザイナーズマンションを購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。デザイナーズマンションを購入する際はデザイン性だけでなく、考えられるデメリットについても知っておくことをおすすめします。
そこで今回は、デザイナーズマンションのメリットとデメリットをご紹介します。これからデザイナーズマンションの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
■そもそもデザイナーズマンションとは
A「君は不動産について詳しかったよね?マンションを購入しようと思っているんだけど、おすすめはある?」
B「うーん、あなたは今の家も家具とか内装とかすごくこだわっているよね?それなら、デザイナーズマンションなんてどうかな」
A「デザイナーズマンションか。なんかおしゃれなイメージはあるけど、よく知らないな...」
B「それじゃあ、詳しく説明するよ」
・デザイナーズマンションとは?
デザイナーズマンションとは、「著名な建築家によって設計・建築されたマンション」を指します。建築家ならではのこだわりが反映された、おしゃれで個性的な外観や内装が魅力の不動産です。
しかし、デザイナーズマンションには明確な定義はなく、単におしゃれなマンションのことを不動産会社がデザイナーズマンションと呼ぶこともあります。
一般的なマンションよりは数が少なく、おしゃれな外見と内装から、不動産のデザイン性にこだわる層からは非常に人気です。
・どんな人から人気が高い?
デザイナーズマンションは機能性よりもデザイン性を優先しているものも存在するため、住宅に便利さを求めることが多いファミリー層はあまり購入しません。
■デザイナーズマンションのメリット
・おしゃれで特別感がある
デザイナーズマンションのメリットは、なんといってもおしゃれで特別感のあるデザインです。通常のマンションの間取りや内装とは一線を画した個性的なデザインは、おしゃれにこだわる住人に満足感を与えてくれます。
来客が多い生活をしている人であれば、デザイン性の高さが来客によい印象を与えることもできるでしょう。
・インテリアをこだわりやすい
一般的なマンションでは浮いてしまうような個性的な家具を置いても、調和がとれるでしょう。逆に無機質な家具を無造作に配置しても、部屋そのもののデザイン性によって貧相な印象は与えません。
・壁面がコンクリート壁なら遮音性や耐火性にも期待できる
デザイナーズマンションによくある外装や内装の一つが、コンクリート打ちっぱなしの壁です。コンクリートの無機質さはデザイン性の高さに加え、遮音性や耐火性にも優れています。
・趣味が合う人が周辺に多い可能性がある
デザイナーズマンションには外観や内装の決まりがなく、物件ごとに異なるコンセプトで設計・建築がされています。そのため、同じデザイナーズマンションを購入する住人は、似たような芸術センスや生活コンセプトがあるかもしれません。
近隣に気の合う友人ができるかもしれないことも、デザイナーズマンションのメリットと言えるでしょう。
■デザイナーズマンションのデメリット
・ベランダやバルコニーがないところも多い
デザイナーズマンションには、ベランダやバルコニーがないこともあります。もしあったとしても、洗濯物を干すことを禁止している物件も存在するほどです。布団や洗濯物を外干ししたい方は、事前に確認しましょう。
・価格が高い
著名な建築家が設計している物件では、そのデザイン料が販売価格にプラスされています。著名な建築家がかかわっていない場合でも、デザイナーズマンションは建材や内装にこだわりをもっているため、建設費用が高額になりやすいでしょう。周辺の一般マンションよりも価格相場が高いと心得ておく必要があります。
・コンクリート壁にもデメリットがある
デザイン性が高く、頑丈なコンクリート壁ですが、壁面の塗装が省かれているため、保温性が低く、空調も効きづらいというデメリットがあります。また、結露やカビが発生しやすく、壁にピン止めができない点にも注意が必要です。
・収納や間取り
収納スペースが少ない、または存在しない物件もしばしば見受けられます。事前に見取り図や内見で状態を確認し、気になることがあれば不動産会社に聞いておきましょう。
■まとめ
デザイナーズマンションはデザイン性の高さと特別感により、マンション購入層から人気が高い不動産です。しかし、気を付けたいこともあるため、購入を検討する際には、実際に住む状況を想定して念入りに下調べを行いましょう。