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住宅購入後は掃除が必須?きれいに見えてもしたほうがいい!

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住宅購入後は掃除が必須?きれいに見えてもしたほうがいい!

住宅購入後には手続きだけでなく、荷解きなど生活に必要なことも多くあります。入居の際に多くの人は住宅の掃除を行いますが、きれいに感じると掃除をしなくてもよいと考えてしまうかもしれません。しかし、掃除は基本的に行うほうが良いでしょう。

今回は、購入後の住宅に掃除が必要な理由についてご紹介します。

■住宅に掃除が必須な理由

なぜ購入後の住宅には、掃除が必要なのでしょうか。

・中古住宅の掃除の必要性

中古住宅を購入する場合、基本的には売主は住宅を修理やリフォームせず、現状のまま買主に引き渡します。そのため買主の手に渡った際に、そのまま生活ができるように自宅内の掃除をして、きれいにしておくことが大切です。

・新築住宅の掃除の必要性

新築住宅の場合、引き渡しの前に掃除済みでも細かいところに汚れが残っている可能性もあります。

また、壁や床などに傷、不具合がないかを確認するためにも購入後の掃除を行いましょう。

・入居前のハウスクリーニングは誰が負担する?

中古物件の場合、以前の住人が残した汚れなどは、不動産の購入後に買主が対処するのが一般的です。

ただし、ハウスクリーニングをすることで住宅がきれいになり、見た目もよくなることから、退去前に売主がハウスクリーニングを依頼することもあります。

この場合のハウスクリーニングにかかった費用が、住宅購入費用に上乗せされている可能性があるため、購入する際には確認しておきましょう。

・入居前の掃除はいつやる?

掃除は基本的に、所有権移転後しかできないため、不動産購入後に水道の利用開始手続きが完了してから行います。

不動産業者を通じて管理会社や売主からカギの引き渡しを受け、水道の利用開始手続きを完了してから掃除をしましょう。

所有権移転手続前に物件の掃除をしたい場合は、契約時に不動産業者を通じて管理会社や売主に「所有権移転手続前に掃除をしたい」ことを伝えたうえで、入居日を決めるとよいでしょう。

もし、所有権移転手続前の掃除が契約上厳しい場合は、移転手続後に掃除をしてください。

・掃除は自分、ハウスクリーニングどちらがいい?

入居前の掃除にハウスクリーニングを依頼すると費用がかかるため「自分でしたい」と思う方もいるでしょう。

入居前の掃除は自分でも可能ですが、費用がかかっても専門業者に依頼したほうがきれいになります。

なるべくハウスクリーニングの費用を抑えたい場合は、部屋全体ではなく汚れが気になる部分だけを依頼する方法がおすすめです。

■掃除すべき場所はどこ?

A「入居前に掃除が必要なことはわかったのですが、具体的にどこを掃除すればよいのでしょうか?」

B「入居前に掃除しておきたい場所は、衛生面が気になりやすい水回りやエアコン、傷などを確認するためにも天井・床・壁です。さらに、必要に応じて害虫やにおい対策もしておくとよいですよ」

・水回り

キッチン・浴室・トイレ・洗面台など、水回りは衛生面が特に気になりやすい場所です。

きれいに使っていても、生活するうえで水垢が付いたりホコリが落ちたりして汚れます。素人では掃除が難しい場所でもあるので、専門業者へ部分的に依頼するにはおすすめの場所です。

・エアコン

なかなか掃除しづらいエアコンの内部は、カビやホコリが溜まりやすい箇所です。

掃除しないまま使用するとアレルギー症状を引き起こす可能性があるため、早めに確認しておきましょう。

ただし、ハウスクリーニングではエアコン内部まで対応していないことがあるので、専門業者に依頼することをおすすめします。

・天井、床、壁

新しく運び入れる家具や家電類を汚さないためにも、天井・床・壁は掃除しておきましょう。

一見きれいに見えても、細かなホコリが付いていることもあります。

特に、入居前は家具や家電類がなく、天井や壁もきれいにしやすい絶好のタイミングです。

なお、掃除は上から下に行うのが基本です。

天井・床・壁の掃除を自分でする場合、天井、壁、床の順にモップを使って拭いていきましょう。

・害虫対策

周辺に飲食店が多い場所や害虫が気になる方は、害虫対策もしておきましょう。

家具を傷付けない、くん煙剤や火災警報機に反応しない霧タイプなど、さまざまな種類の害虫対策グッズがあります。

住宅や用途に合った害虫対策を行いましょう。

・におい対策

中古物件の場合、玄関や押し入れ・クローゼットなどのにおいが気になるかもしれません。

玄関・押し入れ・クローゼットは湿気がこもりやすい場所なので、まずは換気を行い、除湿剤や消臭剤を置いてにおい対策をすることをおすすめします。

押し入れ・クローゼットなどにカビが発生している場合は、カビ取り剤を使いましょう。

カビ取り剤を使用する際には、使用場所と用途に合ったものを選んでください。

■まとめ

不動産購入後は、きれいに見えても細かい場所が汚れていることもあるため、新築・中古住宅を問わず入居前に掃除をしておきましょう。

掃除は自分で行うことも可能ですが、衛生面が特に気になりやすい水回りやエアコンなどは、ハウスクリーニングや専門業者に依頼することをおすすめします。