住宅購入の相談先はどこがある?費用や注意点を押さえよう!
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住宅購入の相談先はどこがある?費用や注意点を押さえよう!
初めて住宅を購入する場合、わからないことが多く悩んでしまいますよね。そのため、安心して相談できる場所を見つけておくことが大切です。相談先は近しい関係の人だけでなく、専門家に依頼することで手続きなどもスムーズに進められます。
今回は住宅購入の相談先についてご紹介します。
■不動産購入時の相談先
A「初めて不動産を購入するのですが、どこに相談すればよいのでしょうか?」
B「住宅を新しく建てるのですか?それとも中古住宅を買うのですか?購入する住宅によって相談先が異なりますよ。」
不動産購入にかかわる相談先として次のようなところがありますが、それぞれ得意とすることが違います。どのような不動産を購入したいのか、何を相談したいのかをよく考えてから相談先を決めましょう。
・ハウスメーカー・工務店
土地探しから住宅の設計・建築まで、すべてを任せられるのがハウスメーカーや工務店です。なかでもハウスメーカーは政府の型式適合認定を受けており、住宅建設にかかわる多くの手続きを簡略化できます。また、規格化された部材を使用するため、住宅の建築費用を安く抑えられるというのもメリットです。
工務店はハウスメーカーよりも規模は小さいですが、地域に寄り添った住まいを提案してくれます。一部では、規格化された注文住宅の建設を行なっている会社もあるため、選択次第では大幅なコストダウンが可能です。
一方でハウスメーカーや工務店は、自社が分譲している土地のみでしか住宅を建てられません。自社分譲されている土地が自分の希望と違っていた場合は、一から土地を探す手間がかかります。
・不動産会社
土地探しや中古物件の購入を検討するのであれば、不動産会社がおすすめです。不動産会社では土地や中古住宅の情報を豊富に取り揃えています。なかには建設会社を紹介してもらえたり、住宅ローンのサポートをしてもらえるところもあるため、初めて不動産を購入する人にとっても頼もしい存在となるでしょう。
・銀行
土地や住宅選びの際には、住宅ローンなどの支払いも同時に考えておくことが大切です。都市銀行や地方銀行では、独自の住宅ローンサービスを提供しています。金利や返済プランが自分のライフスタイルに合っているものかどうかを見極め、不動産の購入が決まったらすぐに相談するようにしましょう。ハウスメーカー・工務店、不動産会社から紹介してもらう銀行で相談を進めるのも良いかもしれません。
・ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)とは、不動産や住宅ローンといった生涯にかかわる資金について相談にのり、私たちの暮らしを支えてくれる人たちのことです。資産の運用方法から返済まで幅広く対応してくれます。無料相談窓口や銀行、不動産会社の担当者がFPの資格を有している場合もあるため、それぞれの相談先で確認してみましょう。
■不動産購入の相談に関する注意点
理想の住まいやローンの返済を実現するためには、相談先や対応してくれる担当者との相性も重要です。最後に不動産購入の相談に関する注意点について紹介するので、相談先を決める際の参考としてください。
・不動産会社の得意な分野を見定めること
不動産会社は、売買仲介に注力しているか、賃貸仲介に注力しているのか、賃貸管理に注力しているかで、棲み分けされています。今回のケースであれば、売買仲介に強みを持つ不動産会社を選ぶことが重要です。
しかしながら、売買仲介に注力しているからと言っても、営業担当者次第で売却が得意なのか、購入が得意なのかも異なります。
不動産会社によっては、ホームページ等で営業担当者のことを紹介している場合もあるので、相談前に確認してみるのも良いかもしれません。
・費用面の相談はファイナンシャルプランナーもおすすめ
購入予算はいくら位が良いのか、住宅ローンの支払い等について、第三者としてアドバイスを受けることも可能です。
・住宅の購入だけでなくライフイベントも考えること
住宅を購入することは人生において大きな出来事と言えますが、他のライフイベントについても忘れてはなりません。不動産を購入後、返済が難しくなるような問題が起きる可能性もあります。今後の人生をどのように展開し、どのくらいのお金がかかるのかを踏まえて相談することが大切です。
・相談費用はどれくらいかかる?
ハウスメーカーや工務店、銀行のほとんどは無料で相談できます。不動産会社が提携している様なファイナンシャルプランナーは無料で利用可能な場合もあります。相談内容をよく吟味して相談先を決めましょう。
まとめ
住宅の購入は将来にかかわる重要なライフイベントです。快適な暮らしを手に入れるためにも住宅やお金のプロに相談することは欠かせません。少しでも迷ったりわからないことがあったりした場合は、迷わず専門家に問い合わせてみましょう。