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不動産を売却したい!どんな物件が人気?

コラム

不動産コラム

不動産を売却したい!どんな物件が人気?

不動産の売却をしても、物件によっては希望通りの値段では売却できないことがあります。売却したいと考えている方は、人気の不動産の特徴を知っておくとよいかもしれません。

今回は人気が高い不動産の特徴についてご紹介いたします。

■人気が高い不動産の特徴

・立地がいい

立地条件や周辺環境がよい物件は人気が高いです。特に駅からの所要時間は不動産の売却価格を大きく左右します。駅から徒歩10~15分以内かどうかが、一つの目安でしょう。

駅からの所要時間だけでなく、「都心への所要時間」「複数の路線が利用できるか」「急行や快速が停車するか」なども大切なポイントと言えます。

また、緑が豊かで閑静な高級住宅街などは、駅から多少遠くても人気が高い傾向にあります。近隣に以下のような施設があれば、生活利便性のよい物件として人気が高くなるでしょう。

  • 大型ショッピングモール
  • 市役所
  • 総合病院
  • 図書館
  • 郵便局

・設備や間取り

使いやすい間取りの物件や、設備が充実している物件も人気です。一般的な間取りであれば、家族構成に左右されないため買い手が付きやすくなります。

しかし反対に、広すぎたり部屋数が多すぎたりすれば、売れにくい可能性もあります。間取りや設備は、その地域に住む人々のニーズに対してオーバースペックではないかどうかも重要です。

・築年数が浅い

不動産は築年数が浅いほど、売れやすいと言われています。多くの人がポータルサイトなどで物件を探す際に、「築年数」を条件に検索しています。

メンテナンスの負担が少ないことも、築年数の浅い物件が人気の理由かもしれません。築年数が経過した物件は購入後にさまざまなメンテナンスが必要になる可能性が高いため、敬遠される傾向にあります。

・日当たりがいい

中古物件を探す場合、日当たりのよさを重視する人も多いです。特に南向きの物件は、他の条件が多少悪くても売れやすい傾向にあります。

ただし、日当たりのよさは周囲の建物に影響されるため、注意が必要です。売却する際は、近隣で高層マンションなどの建設が予定されていないかどうか確認しておきましょう。

・管理状態がいい

築年数が経過した一戸建てであれば、外壁・屋根・壁などのメンテナンス状態が売却価格を左右します。

また、マンションの場合は共有部分の管理状態が大切です。買い手が見学しに来たときに、共有部分が汚れていたりゴミが散乱していたりすれば、印象は悪くなってしまいます。壁や柱がヒビだらけであれば、購入意欲を失ってしまうでしょう。

■戸建てとマンションならどちらが人気?

A「戸建てとマンションでは、どちらの人気が高いですか?」

B「気になるところですよね。ただ、それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらの人気が高いかは一概には言えないんです。」

マンションは立地がよい物件も多く、マイホーム需要に加えて投資対象としても人気があるため、売れやすいです。ただし、老朽化が進んでいると所有者(組合員)間で建て替えが検討されている場合もあり、売却自体が難しくなる可能性もあります。

戸建ては、建て替えやリフォームのしやすさから人気があります。土地自体の資産価値が変わらないこともメリットでしょう。

しかし、メンテナンスの状態は所有者ごとに差があるため、目に見えない欠点への不安から戸建てを好まない人もいるようです。

■不動産を高く売る方法はある?

A「不動産を高く売るためのポイントはありますか?」

B「内覧のときに買い手の印象を少しでもよくすることが大切です。」

・部屋を片付ける

内覧時は、必ず部屋を片付けておきましょう。内覧者は間取り図などで部屋の広さを確認したうえで見学に来ますが、無駄な家具やものがあれば、実際の広さよりも狭い印象を与えてしまう可能性があります。

無駄なものは可能な限り処分し、整理整頓をしておくことで部屋が狭く見える現象を避けられます。

・部屋の照明を変える

部屋が暗く感じられる場合は、明るい照明に変えましょう。内覧時に部屋が暗いと、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

照明は、部屋の状況によって以下の3種類を使い分けることが大切です。

  1. 昼光色(すっきり明るいタイプ)
  2. 昼白色(自然な光の印象)
  3. 電球色(あたたかみのあるオレンジ系の光)

自然光が入らない部屋を昼白色や電球色の照明にしてしまうと、内覧者によっては「暗い」と感じる場合あります。判断がつかない場合は、営業担当者にアドバイスをもらうのがよいでしょう。

・必要に応じてプロの手を借りる

内覧前に、プロのクリーニングサービスで掃除しておくのもおすすめです。

内覧時は特に水回りをきれいにしておくことが大切ですが、個人で完璧に掃除するには限界があります。プロのクリーニングサービスを利用すれば、内覧者によい印象を与えられるでしょう。不動産業者によってはハウスクリーニングサービスが付帯される場合がありますので営業担当者に確認してみましょう。

■まとめ

不動産が高く売れるかどうかは、立地や周辺環境に大きく左右されます。また、内覧時に買い手にどれだけよい印象を与えられるかも重要です。

不動産を少しでも高く売却したいなら、不動産業者などの専門家からアドバイスを受けることをおすすめします。ノウハウが豊富な専門家に相談すれば、不動産の売却を成功させられる可能性も高まるでしょう。