戸建て購入で費用を抑える方法はある?知っておきたいポイント
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戸建て購入で費用を抑える方法はある?知っておきたいポイント
人生において特に大きな買いものとされる住宅の購入ですが、少しでも費用を抑えたいと考える方は多くいます。条件や住宅の設備などで費用は大きく変わりますが、戸建ての購入費用を抑える方法はあるのでしょうか。
今回は戸建ての購入で費用を抑える方法についてご紹介いたします。
■安く購入できる戸建ての特徴
・北向きの住宅
戸建ての価格は家の向きによって変わります。南や東など日当たりのよい住宅は人気も高く、一般的に価格も高くなる傾向があります。北向きの住宅は日当たりが悪いこともある為、価格も安くなる傾向にあります。
南向きの住宅に比べて日照時間が短い、洗濯物が乾きにくいなどのデメリットはありますが、昼間は仕事などで家にいることが少ない家庭の場合は、北向きの住宅でも大きな問題はないでしょう。敷地の形状によっては、南側に庭を作ることも可能です。
・特殊な土地の住宅
傾斜地や形が特殊な土地の住宅は、建築可能な面積が限定されるほか、地盤改良や基礎の補強などのコストがかかるデメリットがあるため、相場より安い値段で売られている傾向にあります。
しかし、設計次第では個性的な家を建てることも可能です。リスクよりもメリットのほうが上回るなら、あえて特殊な土地の住宅を購入するのもよいでしょう。
・周辺環境が特殊な住宅
周辺に墓地や学校、線路、幹線道路がある場合は相場よりも安く売りに出されている傾向にあります。
しかしながら、デメリットであっても改善できる場合もあります。建物を建築する際の窓等の開口部の位置を調整することで眺望をコントロールすることも可能ですし、防音対策をすれば、騒音も軽減できます。
■戸建て購入で値引き交渉は可能?
・値引き可能な金額は?
建売住宅の場合、完成から相当日数が経過し売れ残っている様な物件があれば、値引きが可能な物件もあるかもしれません。
すでに完成している建売住宅とは異なり、注文住宅の値引きは難しいとされています。なぜなら、注文住宅は工事前に契約を交わすため、まだ工事をするかわからない段階で値引き交渉をしても、応じてもらえる可能性は低いです。
・値引き交渉をしやすいタイミング
A「値引き交渉ってなんだか難しそう...」
B「値引き交渉しやすいタイミングを押さえれば、交渉に成功しやすいよ」
完成から1年経過したタイミングは、値引き交渉をしやすい時期です。完成後に買い手がつかず、未入居の期間が長引くと、売れ残り物件と判断される傾向にあります。売主もなるべく早く手放したいと考えている場合も多く、値引き交渉できる可能性は高いと言えるかもしれません。
逆に、販売直後の住宅は買い手がすぐに見つかりやすいため、値引き交渉は難しいと言えます。
■まとめ
安く購入できる戸建ての特徴を知っておくと、マイホームをお得に購入できます。一般消費者は敬遠するような条件の物件であっても、自分にとっては問題とならない場合やリフォーム等でクリアできる場合もあります。先入観を持ち過ぎず、物件探しをすることが成功の秘訣と言えるかもしれません。
建売住宅の場合、値引き交渉は可能な物件もあります。交渉を成功させるにはタイミングと相手選びが重要です。しっかりポイントを押さえて、マイホームの購入費用を安く抑えましょう。