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子育てがしやすい不動産の条件は?購入のチェックポイントをご紹介!

コラム

不動産コラム

子育てがしやすい不動産の条件は?購入のチェックポイントをご紹介!

子育て世帯にとって、新しい住居を構える際に子育てのしやすさは非常に重要ですよね。

お子さんがのびのびと育つためにはどのような不動産を購入すればよいのでしょうか。

今回は子育てをしやすい不動産の条件についてご紹介いたします。これから住宅の購入を考えている方は

ぜひ参考にしてみてください。

■子育て世帯の不動産ニーズ

・子育て世帯のニーズは防犯性の高さが最も高い

国土交通省の資料

(出典:「子育て世帯の安心な住まいの確保等」https://www.mlit.go.jp/common/001062797.pdf)

によると、子育て世帯に最も高いニーズは「住宅および住宅のまわりの防犯性」でした。

子どもの事故の約7割は住宅内で発生しており、年齢が小さいほどその割合は高くなります。大事な

我が子を守るために、住宅の安全を重視するのは当然なのかもしれません。

・いつ住宅購入をする?

A「みんなどういうタイミングで不動産を購入しているの?」

B「就職や転勤、独立など人生の転機となる時期が多いみたいだね」

出産前後も人生の転機であり、子どもが0~3歳の家庭の5割近くが住み替えを考えているそうです。

また、子育て世帯全体で見ても、約3割が住み替えを考えています。

・子育てしやすい住宅は老後にも適している

たとえば、1階だけで基本的な生活が完結するつくりなら、妊娠中や子どもが小さい頃だけでなく、

足腰が弱くなった老後も快適に過ごせるでしょう。

また、バリアフリー住宅なら、小さいお子さんからお年寄りまで安心して生活できます。

子育てを意識した住宅選びは、老後の生活も快適にしてくれるのです。

■不動産を購入する際は周辺環境も重要

・なぜ環境が大切?

環境が重要視されるのは、子どもの成長に大きく影響するからです。

周辺に子育て世帯が多ければ、遊び相手や相談相手ができますが、反対に、子どもをよく思わない

人がいれば、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

また、塾や学校までの距離は、生活サイクルに影響を与えるものです。安全で健やかに成長する

ためには、防犯面にも配慮しなければなりません。

・子育てに適した環境とは

<生活圏にある施設>

学校や保育園・幼稚園、公園が近ければ、生活もしやすく治安も比較的安定しています。

スーパーなどの店舗があれば、買い物も困りません。

医療機関もあれば、ケガや病気の際も安心です。駅やバス停が近ければ、通勤・通学もスムーズ

でしょう。

ただ、駅に近い場所は繁華街も多いので、衛生面や防犯面に気を付ける必要があります。

<自治体の支援制度>

子育てに関する支援は、自治体ごとに異なります。医療費の助成対象となる年齢、移住者への

支援の有無などを確認し、生活しやすい場所を選ぶとよいでしょう。

待機児童の状況も把握しておくと安心です。

<安全性>

犯罪件数を見ると、その地域の治安が確認できます。自治体による防犯パトロールや交番・警察署

が近くにあればより安心です。

また、歩道の整備や、交通量は多過ぎないかなどの交通状態も子どもの安全には重要です。

■子育てに適している不動産物件の条件

・分譲マンションと戸建て住宅どちらが適している?

子育てに適しているのは、やはり戸建て住宅でしょう。

その理由は防音性です。子どもの泣き声や家の中を走り回る音など、子育ての中で発生する生活音は、

近隣トラブルの原因の一つです。

しかし、戸建て住宅であれば音漏れも少なく、まわりへの配慮が少なくて済むでしょう。

・ただし周辺環境によっては分譲マンションが好条件になることも

立地や費用など、条件によっては分譲マンションの方が子育てに適している場合もあります。子育て世帯

が多いマンションであれば、他の住民と理解し合える可能性も高いでしょう。

また、セキュリティ対策がしっかりしている分譲マンションを選べば、防犯性も期待できます。

・住宅のつくり

戸建て住宅の防犯性を上げるには、庭や玄関まわりのつくりにこだわってみましょう。みためだけでなく、

子どもの視点に立った安全対策をしてみてください。

日当たりがよくなるように、隣接する建物との距離やリビングの位置なども気にしてみましょう。

・間取りに関する条件

<十分な収納スペース>

子どもが大きくなるほど荷物は増えていきます。思い出の品も含めて、十分に保管できるスペースを

確保しておきましょう。

ベビーカーや外用のおもちゃを収納できるように、玄関にも収納があるとよいですね。

<広いリビング>

家族が長く過ごすリビングは、広い方がおすすめです。思い切り遊べるだけでなく、近年注目されている

リビング学習のスペースも確保できるでしょう。

また、キッチンから子どもがいるリビングを見渡せる設計にすると、家事をしながらでも見守れます。

<家事動線の工夫>

料理や洗濯、掃除などの家事が楽になるような動線確保も大事です。

洗濯機から洗濯ものを干す場所を近くする、家族みんなで片付けや準備がしやすい対面キッチンにするなど、

使いやすいデザインを考えてみてください。

■まとめ

子育てに適した住宅を選ぶには、周辺環境や住居のつくりなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。

住宅をお探しの方はこの記事を参考に、家族に合った住宅選びをしてみてください。