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若年層の不動産購入者が増加!不動産を購入するメリットとは?

コラム

不動産コラム

若年層の不動産購入者が増加!不動産を購入するメリットとは?

不動産には多くの資金が必要になります。住宅を購入する場合は土地や住宅の建設費用のほか税金が発生しますが、賃貸の場合は土地代などがかからない代わりに、住んでいる間の家賃が発生し続けます。将来のことを考えると、どちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は不動産の購入と賃貸を比較し、購入する場合のメリットなどをご紹介いたします。

■購入と賃貸の費用はどちらが得になる?

「賃貸に住み続けるのと、一軒家やマンションを購入するのはどちらが得か」というのはよく聞かれる話題ですが、どちらかを選ぶのは簡単なことではありません。

賃貸の場合は自分のものにならないから損だという意見があり、購入する場合には管理や修繕にお金がかかるし、税金も高いから損だという意見など、どちらも納得できます。

35年ほど住む計算で平均的な支出を考えると、賃貸の方が得をするケースが多いとお聞きされたことはないでしょうか。

また、もっと長く住む場合には購入の方が得になると言われていますが、それも転勤による引っ越しやライフタイルの変化、住宅の劣化などによって左右されるので一概には言えません。

住まいを購入しても借りても、同じ物件を手直しせずに50年60年と長期間住み続けるのは難しく、増改築やリフォームをしたり、時には引っ越しをしたりすることもあります。

そのため、住居を考える時に「どちらが得になるか、どちらの方がコストがかかるか」ということは重要なポイントではなく、それ以外のメリットも考慮した上で購入か賃貸を選ぶのがおすすめです。

■不動産を購入するメリット

土地や家、マンションなどの不動産購入には賃貸とは違う3つのメリットがあります。

・資産になる

家やマンションなどの不動産は「資産」と考えられるため、不動産を持つことは社会的な信用につながります。例えば、銀行などからお金を借り入れるといった場合に、所有している不動産が借り入れの際の担保になります。

また、住宅ローンの支払いが終わった不動産は完全に自分のものとなります。自分にとっての資産というだけでなく、家族や次の世代に受け継ぐ資産を持つことができるのも購入することのメリットです。

・必要に応じて手を加えることができる

人生の中では、一つ屋根の下で暮らす家族が増えたり減ったりすることがあります。

購入した住まいなら、増築や改装などをしてその時々に合わせた住みやすい環境に整えることができます。

リフォームや増改築が自由にできるのは賃貸にはないメリットと言えるでしょう。

高齢になった両親との同居や、自分たちが高齢になった時、バリアフリー化など住む人に優しい家に改修できるのはとても便利です。

・いざという時は支払いの保証がある

住宅ローンを組む際、民間金融機関の場合には「団体信用生命保険」に加入することになります。この保険は、住宅ローン返済中に契約をした人が亡くなったり、高度障害などを負ってしまい支払いができなくなったりする場合に、残金を銀行が支払うというものです。

「もしも自分に何かがあった時に家族が住む場所がなくなってしまったら...」という不安がないので、安心して不動産を購入できます。

■近年は20代でも不動産購入をする人は増えている

「20代で不動産購入なんてまだ早い...」という意見も多いようですが、若いうちに不動産を購入する人が増えています。

・近年の住宅市場動向調査

民間の金融機関の住宅ローンを利用して家を購入している人は30代40代が最も多く、全体の約8割を占めると言われています。それに対し、少ないとはいえ20代は全体の1割を占めています。中でもマンションを購入している20代は全体の5〜7%にのぼるそうです。

結婚や出産などライフスタイルの変化に合わせて、住まいを購入する20代は決して少なくありません。

・20代で不動産を購入するメリット

若いうちに不動産を購入することの最大のメリットはお金に関することです。

20代のうちから賃貸住宅ではなく住宅を購入してローンを返済していれば、早い時期に完済できるでしょう。

20代で不動産を購入する場合には、その時の収入に合わせてローンを組むことになります。

30代40代と年々収入が増えることで、余裕を持った返済計画が立てられるというメリットも。

住宅ローンの支払いが終われば、あとは財産として住まいが残るので、老後のための資金計画にも余裕が持てるようになります。

さらに、「団体信用生命保険」は健康でなければ入ることができないため、若いうちの不動産購入を検討する後押しになると言えます。

「不動産を購入するか、賃貸に住み続けるか」というのはどちらが得と言い切れることではありません。また、コストだけで計ることもできません。

とはいえ、若いうちから財産となる不動産を購入することはメリットがたくさんあります。

ライフスタイルや状況を考慮して、自分に合った最適な住まいを選びましょう。

※本コラムの内容は令和3年3月24日現在の法令等にもとづいております。年度の途中に新税制が成立した場合や、税制等が変更されるケースもありますのでご了承ください。 また、詳細について知りたい方は、お近くの税務署や税理士などにご確認ください。