不動産をなるべく高く売却する方法とは?
コラム
不動産コラム
不動産をなるべく高く売却するために、どのようなことができるでしょうか。
不動産を売却する場合、土地に関する条件(立地、接道状況、方位、角地か否かなど)やマンションの共用部分を変えることはできないため、自分でできることは建物(マンションでは専有部分)の管理に限られます。
◆不動産をなるべく高く売却するためにできること
・綺麗に清掃する
不動産の売却査定や、購入希望者見学の際、第一印象は非常に重要です。
同じ設備でも状態によって、査定額が低くなってしまうこともありますので、清掃はしっかりとしておきましょう。
一戸建ての場合は室内だけでなく、庭や玄関回りなども綺麗にしておくことをおすすめします。
・部分的にリフォームする
清掃では落ちない汚れやキズ、故障などは査定にも影響するため、部分的にリフォームするのも有効な方法です。
壁紙や浴室、キッチンなどが酷い状況では、100万円単位で査定に影響することもあり、見学した購入希望者から値引き交渉が入ってしまう場合もあります。
・室内を空にしてリフォームする
可能であれば、買取業者が転売する際に行っているように、室内を空にしてリフォームする方法もおすすめです。
居住中の使用感がある状態よりも高く売ることができます。
上記のように、なるべく高く売るためには、少しでも綺麗な状態を見せることが重要です。
◆不動産のマイナス評価を減らす方法とは
また、以下のような制度を利用する方法も考えられます。
残念ながら、どれもまだ一般の方には認知度が低く、価値をプラスにするまでには至っていませんが、マイナス評価を減らす効果は期待できます。
・部分的にリフォームする
清掃では落ちない汚れやキズ、故障などは査定にも影響するため、部分的にリフォームするのも有効な方法です。
壁紙や浴室、キッチンなどが酷い状況では、100万円単位で査定に影響することもあり、見学した購入希望者から値引き交渉が入ってしまう場合もあります。
・耐震診断
耐震診断は、売却を考えている不動産が旧耐震基準の建物の場合には、実施したほうが買主への安心感が得られます。
・アスベスト診断
アスベスト診断も耐震診断同様、築年の古い建物の場合には、買主に安心感を与える方法として有効です。
・住宅性能評価
住宅性能評価とは、第三者が客観的に建物の状態が良いか、悪いかを評価するものです。
現在は戸建て、マンションを問わず、新築ではない既存住宅でも評価を受けることができますが、普及が進んでいないのが現状です。
・住宅履歴情報
住宅履歴情報とは、修繕や改修・リフォームなどの履歴を記録しておくもので、長期優良住宅では義務付けられていますが、一般住宅では特に定められていません。
昨今では中古住宅の履歴について注目視され始めていますが、直接的に付加価値として物件価格が高くなるところまでは至っていません。