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準備しておきたい!我が家の地震対策

コラム

不動産コラム

いつ起きてもおかしくない、大地震

地震大国日本では、いつ起きてもおかしくないといわれている大地震。記憶に新しい東日本大震災を教訓に対策をとっている方もいらっしゃるかと思いますが、とっていない方はこれを機に早速対策をとってみてください。
震災発生時に慌てたり、後悔しないように備えておくことはご家族の安心・安全を確保するためにも重要なことです。

室内外の対策はもちろん、避難訓練などにも積極的に参加を

震災時は室内にいれば安心というわけではありません。家具が倒れてきてその下敷きになったり、慌てて階段を駆け下りて足を滑らせて落下してしまったりといったことが原因で怪我をされる方も少なくありません。
震災時の怪我は、避難所への移動が困難になったり、その後の生活にも支障をきたすことになってしまいます。
まずは、背の高い家具やテレビ・冷蔵庫などにはホームセンターなどで販売されている転倒防止グッズを取り付けておくことが必須です。また階段には手すりを取り付け、滑り止めを付けておくことも必要でしょう。

一戸建ての場合は、崩れやすいブロック塀などはないでしょうか。屋根の瓦はきちんと取り付けられていますか?
通行人にも被害を与えてしまう可能性のあるものは日頃からメンテナンスをし、備えておきましょう。
水や食料も最低3日分程度は避難袋に準備しておくこと。逃げる際には必須となる、靴底がしっかりとした靴もすぐ履ける位置においておきましょう。

また、避難所の確認だけでなく、地域で定期的に行われる訓練などにも積極的に参加し、いざというときにも対応できるようにしておきましょう。
訓練では、避難場所に集まるだけでなく、一般市民でもできる救命方法や怪我の手当、またAEDの使い方などを学ぶことができます。
実際に避難所に一泊して、避難生活時にはどのようなスペースで生活するかを体験できる地域もあるようです。こういったところに顔を出しておくことによってご近所の方と顔見知りとなり、コミュニティを築くことにもなるので、いざというときも安心です。

家族間では、日中など家族がバラバラの時間帯の連絡先や集合場所なども共有しておき、住宅については地震保険に入って備えておきましょう。
また、行政やお住まいの自治体のホームページもチェックしておくと役立つ情報が掲載されています。ハザードマップなども閲覧できますので、お子様のいるご家庭などでは災害時に近寄ったら危険な場所なども伝えておくと安心でしょう。

日頃から意識しておくことが大切

大きな地震が起きた直後は防災に関心を持つ人が増えますが、時がたつと記憶から薄れてしまう人も多いようです。
"被害を最小限に食い止めるにはどうしたらいいか"ということを常に考えておくこと、また地震保険は加入条件などもあるので早めに検討することが重要です。
住宅のメンテナンスももちろんですが、日頃からご家族や地域の方々で地震や災害時について話し合い、意識を高めておくというのも"いざというときに慌てない"ということにつながっていくでしょう。