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現金資産を投資用マンションへ組み換えるメリット

コラム

不動産コラム

短期間の間に、値段が数倍にも数分の一にもなるFXや株式投資は、大きな利益も期待できる一方、為替相場の乱高下やバブル崩壊などによる値段の急降下といったリスクも伴います。
今日の価格が、昨日までの何分の一に下がってしまうこともありえない話ではありません。
それに比べて不動産投資の場合は、まとまった初期投資額が必要となりますが、投資対象が現物の不動産となるため、価格の変動も比較的安定しています。
また、インフレが起こると預貯金などは目減りしてしまいますが、不動産は価値が下がることはなく、むしろインフレ時には値上がりが期待できるなどの特長もあります。

家賃収入が得ることができる投資用マンションの種類

インカムゲイン(運用益)である家賃収入を得ることができる投資用マンションは、大きく3つに分類することができます。

ケース1:1室を保有し運用する

まずは、マンションの1室を購入して家賃収入を得るという方法です。
1棟を購入するケースに比べて初期投資が少なくて済むという点、共用部分の管理は管理会社に任せられるという点から、サイドビジネスとしても注目を浴びています。
また、必要になる資金額も比較的少ないため、ローンを組むことで、手持ちの資産が少なくてもすぐに運用を始められる点も大きな魅力となっています。
ただ、空室や家賃の滞納が続くと家賃収入が0になってしまうため、複数の物件を所有するなどリスクを軽減する方法を考えておく必要があります。

ケース2:複数の物件(1棟)を保有し運用する

つぎに、マンションなどを1棟購入し、入居者から家賃収入を得る方法をご紹介します。
複数の入居者が入っているので、空室や家賃滞納のリスクが分散できますが、空室率や滞納者の割合が高くなると、見込んでいた収入が得られず、資金計画が思いどおりに行かなくなってしまうというリスクが挙げられます。

ケース3:不動産投資信託(REIT)での運用

最後に3つめですが、不動産投資信託(REIT)という方法があります。
これは、複数の投資家から集めた資金で物件を購入し、その家賃収入を投資家に分配するというものです。
1棟購入する投資に比べて、初期投資が少なくて済み、複数の物件へ投資することによって空室のリスクを分散することが可能です。
不動産投資の専門家が運用するので物件の維持・管理をする手間が省けるため、忙しいビジネスマンであっても始めやすい投資です。
ただ、元本や利回りが保証されている商品ではない点、金利の変動などにも影響を受ける点も覚えておきましょう。

空室のリスクを分散させるには

不動産投資は、空室や家賃滞納が続いて家賃収入が得られないと、資金計画が崩れてしまうといったリクスがあります。
そのリスクを少しでも軽減するためには、空室が起こりにくい物件を選んでおく必要があります。立地の良さは、空室のリスクを避けられるだけでなく、売却してキャピタルゲイン(売却益)を得る際にも有効な条件となります。
駅から近いこと、都心で利便性の高いエリアであること、生活しやすい環境であることなどを条件にして選ぶと、長期的に安定した収入が期待できます。また、設備のトレンドやニーズなどを把握しておくことも、空室で苦労しないポイントとなりそうです。

また、ローン返済中にもしものことがあった場合でも、団体信用生命保険に加入していれば、その時点でローンは完済され、残されたご家族は引き続き物件を所有し、家賃収入を得ることができます。
家族に現金を残すという選択肢もありますが、不動産投資という選択肢も含めて資産運用を検討されてはいかがでしょうか。