【2024年9⽉発表】新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築一戸建て住宅平均価格 2024年9月9日
主要都市圏・主要都市別／新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
8月 首都圏の新築一戸建て平均価格は－1.5％の4,611万円 東京23区は連続上昇
近畿圏は＋0.8％の3,742万円と連続上昇、中部圏は－2.8％の3,395万円と下落に転じる
- 首都圏
8月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比－1.5％の4,611万円と反転下落した。都県別では東京都が－2.3％の5,683万円と反転下落。都下の下落が影響した形だが、前年同月比では＋7.7％と、依然として高い水準にある。神奈川県は＋0.1％の4,896万円と僅かだが連続上昇した。千葉県は＋3.0％の3,840万円と連続上昇し、前年同月比がプラスに転じている。埼玉県は－4.7％の3,771万円と4ヵ月連続上昇から反転下落。前年同月比もマイナスへ転じた。戸数は季節要因により全都県で減少し、首都圏全体では2ケタ減少となった。ただし、前年同月比でも大きく水準が落ちている。
- 近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は＋0.8％の3,742万円と連続上昇した。主要府県別では、大阪府が＋2.6％の3,971万円と反転上昇。兵庫県は＋4.8％の3,898万円と上昇に転じ、前年同月比もプラスとなった。一方で、平均土地・建物面積は前月比と前年同月比ともに縮小している。京都府は－4.9％の4,193万円と反転下落した。
- 愛知県
愛知県の平均価格は－1.4％の3,641万円と下落に転じた。中部圏（4県）は－2.8％の3,395万円と反転下落。しかし、いずれも前年同月比はプラスを維持した。戸数は前月から30％近く減少している。
- 宮城県・福岡県
宮城県は＋2.5％の3,561万円と連続上昇し、前年同月比がプラスに転じた。
福岡県は＋2.2％の3,737万円と連続で上昇したが、平均土地・建物面積は縮小。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比＋5.1％の11,023万円と前月からさらに上昇し、2ヵ月連続の1億円台となった。都下は－4.0％の4,798万円と5ヵ月連続上昇から下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れた。横浜市は＋2.2％の5,677万円と反転上昇した。川崎市は－1.2％の5,662万円と再び下落に転じた。
東京23区は事例のあった区のほとんどで価格が前月から上昇した。
相模原市は＋2.7％の4,027万円と反転上昇した。千葉市は－1.4％の3,710万円と連続の下落。さいたま市は－10.9％の4,156万円と下落に転じた。主に前月の反動と見られるが、前年同月比もマイナスの水準となっている。
郊外都市は前年同月比が軒並みマイナスとなった。
大阪市は＋0.1％の5,587万円と僅かに連続上昇。堺市も＋5.6％の4,030万円と連続で上昇した。神戸市は＋0.4％の4,046万円と再び上昇に転じた。京都市は5,177万円でほぼ横ばいとなった。
神戸市は土地・建物面積ともに縮小した。
名古屋市は＋1.9％の4,384万円と連続で上昇。戸数は大きく減少した。
仙台市は－2.2％の3,741万円、福岡市も－1.5％の4,289万円と下落に転じた。
名古屋市は前年同月比＋7.9％の高水準。
●集計の方法
調査対象の条件：①敷地面積100～300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏：東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏：大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏：愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ （株）東京カンテイ 市場調査部
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