【2024年8⽉発表】新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築一戸建て住宅平均価格 2024年8月8日
主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
7月 首都圏の新築一戸建て平均価格は+3.0%の4,679万円 東京23区が価格けん引
近畿圏は+0.3%の3,712万円、中部圏は+3.6%の3,494万円と反転上昇
- 首都圏
7月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+3.0%の4,679万円と連続上昇した。都県別では東京都が+7.7%の5,814万円と連続上昇。東京23区の価格がけん引する形で前月から上昇率が拡大。2023年1月に次ぐ高値となった。神奈川県は+1.3%の4,890万円と反転上昇、千葉県も+0.4%の3,728万円と上昇に転じたが、いずれも前年同月は下回っている。埼玉県は+1.5%の3,955万円と4ヵ月連続で上昇した。
- 近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は+0.3%の3,712万円と反転上昇した。主要府県別では、大阪府が-1.8%の3,870万円と連続の下落。兵庫県も-0.2%の3,718万円と下落が続き、前年同月比はマイナスへ水準を下げた。京都府は+4.7%の4,407万円と反転上昇した。主要3府県が軒並み下落した前月から、上昇に転じたのは京都府のみであったが、同府内の京都市の価格上昇と戸数増加の影響が大きく、近畿圏全体の数字がプラスに転じた。
- 愛知県
愛知県の平均価格は+4.5%の3,692万円と反転上昇した。中部圏(4県)全体でも+3.6%の3,494万円と上昇に転じた。いずれも前年同月比がプラスに転じている。
- 宮城県・福岡県
宮城県は+1.8%の3,474万円と反転上昇した。2023年7月の平均価格が高水準であったため、前年同月比はマイナス。
福岡県は+0.4%の3,657万円と上昇した。戸数は前月比・前年同月比ともに減少している。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比+28.0%の10,492万円と大きく連続上昇。2014年4月の集計開始以降、初の1億円台となった。都下は+0.9%の4,996万円と5ヵ月連続の上昇。横浜市は-0.7%の5,553万円と再び下落に転じた。川崎市は+3.3%の5,728万円と、大きく下落した前月から持ち直し、前年同月比もプラスに転じた。
東京23区は新宿区と品川区の高額物件分譲の影響で上昇。
相模原市は-8.8%の3,920万円と連続の下落。千葉市は-1.9%の3,762万円と3ヵ月連続上昇から下落に転じた。さいたま市は+12.8%の4,662万円と大きく反転上昇した。
郊外都市は相模原市と千葉市が前月・前年同月を下回った。
大阪市は+11.3%の5,579万円と大きく反転上昇。堺市は+0.8%の3,815万円と反転上昇したが、前年同月比は引き続きマイナスを示している。神戸市は-5.9%の4,031万円と下落に転じた。京都市は+10.0%の5,179万円と大きく反転上昇。
近畿圏主要都市は神戸市のみ下落。
名古屋市は+7.7%の4,301万円と上昇に転じ、前年同月比もプラスとなった。
仙台市は+5.1%の3,825万円、福岡市も+2.8%の4,354万円と連続で上昇した。
名古屋市は再び4,000万円台を回復。
●集計の方法
調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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