【2024年8⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 2024年8月8日
主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
7月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は＋0.4％の5,372万円 6ヵ月連続の上昇
近畿圏は＋0.2％の3,935万円と小幅な上昇、中部圏は＋3.7％の3,836万円と上昇に転じる
●首都圏
7月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比＋0.4％の5,372万円と6ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が＋2.3％上昇し6,542万円。神奈川県は＋1.5％の4,816万円と反転上昇し、前年同月比もプラスに転じている。戸数は前月比・前年同月比ともに2ケタ増となった。千葉県は＋2.9％の4,477万円と2ヵ月連続で上昇した。埼玉県は－1.8％の4,342万円と下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れた。7月は埼玉県のみ下落した。首都圏全体は小幅ながら上昇を続けている。
●近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比＋0.2％の3,935万円と連続上昇した。主要府県別に見ると、大阪府が＋0.4％の3,888万円と連続の上昇。戸数は4ヵ月ぶりに増加した。兵庫県は＋1.1％の4,176万円と反転上昇、京都府は＋1.7％の3,975万円と3ヵ月連続で上昇し、3府県が軒並み上昇する形となった。
●愛知県
愛知県は＋3.1％の3,845万円と再び上昇に転じた。中部圏全体（4県）は＋3.7％の3,836万円と、こちらも反転上昇している。
首都圏は埼玉県を除き前月比・前年同月比ともに上昇した。近畿圏は兵庫県が連続下落から上昇に転じたが、前年同月比はマイナスの水準となった。愛知県は戸数が大きく増加した。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比＋0.1％の7,200万円と、僅かだが3ヵ月連続で上昇した。都下は＋1.3％の4,720万円と上昇に転じたものの、前年同月比は依然としてマイナスの水準である。横浜市は＋2.3％の4,924万円と反転上昇した。川崎市は－0.8％の5,562万円と3ヵ月連続で下落した。相模原市は＋1.8％の4,455万円と反転上昇。千葉市は－1.2％の4,210万円と下落に転じた。さいたま市は－5.1％の4,625万円と反転下落。前年同月もマイナスを示した。
大阪市は＋1.6％の4,463万円と連続上昇。堺市は－1.9％の3,585万円と連続の下落となった。神戸市は＋0.7％の4,237万円と上昇に転じた。京都市は＋3.0％の4,123万円と3ヵ月連続の上昇。
名古屋市は＋2.8％の3,977万円と4ヵ月連続下落から上昇に転じた。
首都圏主要都市は東京23区と都下がともに上昇。東京23区は高額事例が引き続き出ているものの、戸数の多い区で価格下落が見られた。神戸市は前年同月比が依然としてマイナスの水準。名古屋市は前月比・前年同月比ともにプラスに転じた。
●集計の方法
調査対象の条件：①敷地面積50㎡以上～100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏：東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏：大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏：愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
赤字はデータ掲出都府県
宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ （株）東京カンテイ 市場調査部
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