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【2024年7⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移

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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格     2024年7月10日

主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

6月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は+0.2%の5,352万円 東京都下が反転下落

近畿圏は+0.1%の3,926万円と僅かに上昇、中部圏は-0.4%の3,700万円と反転下落


●首都圏

6月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比+0.2%の5,352万円と5ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が6,394万円とほぼ横ばい。神奈川県は-4.6%の4,745万円と反転下落した。前月に2014年4月の集計開始以降最高価格となったが上昇は続かず、前年同月比もマイナスに振れた。千葉県は+0.4%の4,350万円と再び上昇に転じた。前月からの反動で戸数は大きく増加。埼玉県は+2.4%の4,422万円と反転上昇し、前年同月比もプラスに転じた。

●近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比+0.1%の3,926万円と僅かだが再び上昇に転じた。主要府県別に見ると、大阪府が+0.1%の3,874万円と反転上昇。戸数が3ヵ月連続で減少しているが、3月に大きく増加したことによる反動と見る。兵庫県は-1.5%の4,130万円と連続の下落。京都府は+0.5%の3,907万円と連続上昇した。

●愛知県

愛知県は-0.7%の3,728万円と下落に転じた。中部圏全体(4県)も同様に反転下落し、-0.4%の3,700万円となっている。

首都圏は上昇率が縮小。東京都は都下の下落が影響した。近畿圏は大阪府と京都府が上昇したものの、兵庫県の連続下落により、全体では僅かな変動となった。愛知県は4ヵ月連続で戸数が100戸に届かなかった。

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●主要都市の平均価格動向

東京23区は前月比+1.1%の7,191万円と連続上昇。都下は-3.2%の4,659万円と反転下落した。前年同月比はマイナスの水準が続いている。横浜市は-4.8%の4,811万円と下落に転じた。川崎市は-3.9%の5,608万円と連続の下落。前年同月比もマイナスに振れた。相模原市は-5.8%の4,377万円と反転下落した。千葉市は+10.9%の4,261万円と大きく上昇に転じ、再び4,000万円台に乗せた。さいたま市は+2.6%の4,874万円と反転上昇した。

大阪市は+2.1%の4,392万円と上昇に転じたが、平均土地・建物面積は縮小した。堺市は-4.2%の3,654万円と反転下落。神戸市は-13.9%の4,208万円と大きく下落に転じた。京都市は+1.1%の4,001万円と連続上昇した。

名古屋市は-2.4%の3,870万円と4ヵ月連続で下落した。

首都圏主要都市は、さいたま市を除き平均建物面積が縮小。都下は価格水準をさらに落とした。神戸市は前月の反動もあるが、前年同月比もマイナス。名古屋市は前月比・前年同月比ともに連続で下落している。

●集計の方法

調査対象の条件:①敷地面積50㎡以上~100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件

対象地域

首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県

近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県

中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県

赤字はデータ掲出都府県 

宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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