【2024年7⽉発表】中古木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 中古木造一戸建て住宅平均価格 2024年7月10日
主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
6月 首都圏の中古一戸建て平均価格は前月比+4.0%の3,928万円 東京23区・都下ともに上昇
近畿圏は-1.2%の2,835万円と反転下落、中部圏は+1.2%の2,518万円と反転上昇
- 首都圏
6月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+4.0%の3,928万円と反転上昇した。都県別では東京都が+7.9%の6,190万円と反転上昇し、前年同月比もプラスへ転じた。築年数が-0.9年と若返った。神奈川県は+1.9%の4,183万円と連続で上昇。前年同月比で見ても-4.2%から-0.7%と水準が高まっている。千葉県は+3.1%の2,834万円と反転上昇。埼玉県は-3.1%の2,704万円と連続の下落となった。6月は埼玉県のみ下落。主に東京都が上昇に転じたことで、首都圏全体がプラスに転じた。
- 近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で-1.2%の2,835万円と反転下落した。主要府県では、大阪府が-5.9%の3,069万円と3ヵ月連続上昇から下落に転じた。平均土地面積は拡大したが、築年数が進んだ。兵庫県は+2.4%の2,732万円と反転上昇。前年同月比もプラスに転じた。京都府は-1.5%の3,750万円と反転下落したが、前年同月比は依然高い水準である。
- 愛知県
愛知県は+2.9%の3,080万円と上昇に転じた。中部圏(4県)全体では+1.2%の2,518万円と、こちらも反転上昇している。前年同月比で見ても、平均土地・建物面積が拡大し、価格はプラスに転じた。
- 宮城県・福岡県
宮城県の平均価格は-0.8%の2,544万円と3ヵ月連続で下落した。前年同月比は、築年数に若返りが見られるものの価格がマイナスに振れた。
福岡県は-2.4%の2,469万円と反転下落した。前年同月比は依然として高水準。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比+4.7%の11,048万円と反転上昇した。1億円台が常態化している。都下は+4.0%の4,210万円と3ヵ月連続の上昇。横浜市は-1.3%の4,725万円と連続下落した。川崎市は-2.7%の4,883万円で3ヵ月連続下落となった。相模原市は+3.0%の3,048万円と反転上昇し、再び3,000万円台に乗せた。千葉市は+9.4%の3,128万円と連続の上昇。さいたま市は+0.9%の3,907万円と反転上昇した。
東京23区は港区や品川区がけん引した。都下では武蔵野市や調布市などで複数の1億円越え事例が見られた。
大阪市は+11.0%の4,992万円と前月からの反動で大きく反転上昇。堺市は-12.0%の3,023万円と再び下落に転じた。神戸市は-14.5%の2,555万円と2ヵ月連続の2ケタ下落。京都市は+10.1%の5,682万円と3ヵ月連続で上昇した。
近畿主要都市は、京都市を除き前年同月比でマイナスの水準となっている。
名古屋市は平均土地面積が大きく拡大し、+0.7%の4,024万円と反転上昇した。
仙台市は+19.6%の3,447万円と大きく上昇に転じた。築年数が-4.6年と、若返ったことが主な要因と考えられる。
福岡市は-16.4%の3,897万円で、4ヵ月連続上昇から大きく反転下落した。
●集計の方法
調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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