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【2024年1⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移

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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格     2024年1月11日

主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

12月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は+0.1%の5,295万円 連続上昇も上値重く

近畿圏は+1.6%の3,921万円、中部圏は+0.6%の3,704万円といずれも反転上昇


●首都圏

12月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比+0.1%の5,295万円と僅かに連続上昇したが、上値の重い展開となっている。都県別では東京都が-2.9%の6,312万円と反転下落した。東京23区の下落が影響し、前年同月比もマイナスに振れた。神奈川県は+2.9%の4,759万円と反転上昇した。千葉県も+3.5%の4,485万円と反転上昇。埼玉県は-0.8%の4,411万円と連続で下落した。分譲戸数は全都県で増加した前月から軒並み減少に転じたが、前年同月比で見れば高い水準である。

●近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比+1.6%の3,921万円と反転上昇した。主要府県別に見ると、大阪府が+2.0%の3,802万円、兵庫県は+1.6%の4,478万円といずれも反転上昇。京都府は-1.0%の3,690万円と連続で下落した。分譲戸数は軒並み減少し、近畿圏全体では2ケタ減少となった。

●愛知県

愛知県は+0.9%の3,769万円と再び上昇に転じた。前年同月比は依然としてマイナス。分譲戸数は大きく減少している。中部圏全体(4県)では+0.6%の3,704万円と2ヵ月連続下落から反転上昇した。

首都圏は連続で上昇したが、東京都の下落により上昇率は縮小した。近畿圏、中部圏の主要府県は京都府を除き上昇に転じた。

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●主要都市の平均価格動向

東京23区は前月比-4.9%の6,916万円と反転下落した。港区や目黒区は平均価格が上昇したが、世田谷区や杉並区をはじめ分譲戸数の多い区で下落が目立った。都下は+1.0%の4,934万円と3ヵ月連続の上昇。横浜市は+4.6%の4,992万円と連続上昇した。川崎市は+2.0%の5,623万円。相模原市は-0.7%の4,338万円と下落に転じた。千葉市は+0.9%の4,189万円と連続で上昇した。さいたま市は+1.4%の4,804万円と反転上昇。分譲戸数はさいたま市や川崎市を筆頭にほとんどで減少した。

大阪市は+0.9%の4,162万円、堺市は+10.8%の3,643万円といずれも上昇に転じた。神戸市は-3.0%の4,580万円と連続の下落。京都市は-4.1%の3,766万円と反転下落。

名古屋市は+1.8%の3,920万円と反転上昇した。分譲戸数は-16.3%と前月からさらに大きく減少した。前年同月比は連続して-40%台となった。

12月は、首都圏主要都市は東京23区と相模原市が下落。近畿圏主要都市は全てで分譲戸数が減少した。名古屋市は反転上昇したものの、引き続き3,000万円台である。

●集計の方法

調査対象の条件:①敷地面積50㎡以上~100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件

対象地域

首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県

近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県

中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県

赤字はデータ掲出都府県 

宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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