【2024年11⽉発表】新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築一戸建て住宅平均価格 2024年11月7日
主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
10月 首都圏の新築一戸建て平均価格は+1.0%の4,540万円 東京23区は連続下落
近畿圏は-4.7%の3,526万円と連続下落、中部圏は-2.9%の3,338万円と下落に転じる
- 首都圏
10月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+1.0%の4,540万円と反転上昇した。都県別では東京都が+1.1%の5,425万円と上昇に転じた。東京23区が下落した一方で、都下が連続上昇した。ただし、前年同月はマイナスが続いた。神奈川県は-2.2%の4,750万円と連続の下落。千葉県は+2.1%の3,906万円と反転上昇し、2014年4月の集計開始以降で最高価格となった。埼玉県は+0.5%の3,864万円と連続で上昇した。前年同月比は依然としてマイナス。戸数は千葉県と埼玉県で、前年同月で見て比較的大きな減少を示す状況が続いている。
- 近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は-4.7%の3,526万円と連続の下落。前年同月比もマイナスに転じ、年初来安値を更新した。主要府県別では、大阪府が-2.3%の3,834万円、兵庫県が-5.9%の3,642万円、京都府が-0.9%の3,991万円と、前月に引き続き3府県すべてで下落。京都府は3ヵ月連続下落となった。
- 愛知県
愛知県の平均価格は-2.2%の3,488万円と3ヵ月連続で下落し、前年同月比もマイナスに振れた。中部圏(4県)では-2.9%の3,338万円と反転下落した。
- 宮城県・福岡県
宮城県は+2.4%の3,613万円と上昇に転じた。前年同月比でも水準が一段押し上がり、集計開始以降最高価格となった。
福岡県は-4.3%の3,572万円と連続下落し、7ヵ月ぶりの3,500万円台。前年同月比はプラスを維持している。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比-9.6%の8,803万円と連続の下落。下落率は約10%と依然高い数値を示しており、4ヵ月ぶりの8,000万円台となった。都下は+1.5%の4,910万円と連続上昇したが、前年同月比は依然としてマイナスとなっている。横浜市は+1.0%の5,704万円、川崎市は+7.1%の5,869万円といずれも上昇に転じた。
東京23区では、世田谷区と杉並区で価格が下落するとともに戸数が増加した。
相模原市は-4.3%の4,157万円と反転下落した。千葉市は+1.3%の3,945万円と連続上昇したが、4,000万円を超えた前年同月の水準には届かなかった。さいたま市も+2.8%の4,389万円と連続上昇。
郊外都市はすべて前年同月比マイナス。
大阪市は+4.6%の5,444万円と反転上昇した。堺市は-2.1%の3,900万円と連続の下落。神戸市は+1.3%の4,212万円と3ヵ月連続で上昇した。京都市は-2.5%の4,540万円で3ヵ月連続下落となった。
神戸市は今年に入り4,000万円台を継続。
名古屋市は-1.2%の4,241万円と連続で下落した。前年同月比は+5.0%の水準。
仙台市は-1.0%の3,780万円と反転下落。福岡市は+0.6%の4,284万円と反転上昇した。
福岡市は3ヵ月ぶりに上昇し、前年同月比もプラスに転じた。
●集計の方法
調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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