【2024年9⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 2024年9月9日
主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
8月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は+1.3%の5,442万円 上昇率が拡大
近畿圏は+1.7%の4,000万円と3ヵ月連続上昇、中部圏は+0.5%の3,857万円と上昇続く
●首都圏
8月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比+1.3%の5,442万円と7ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が+4.9%の6,864万円と連続上昇し、2014年4月の集計開始以降最高価格となった。神奈川県は-1.1%の4,763万円と下落に転じた。千葉県は-3.4%の4,325万円と反転下落した。埼玉県は-1.4%の4,282万円と連続の下落。8月は東京都を除き下落したが、首都圏全体では上昇率が拡大した。戸数は全都県で前月比・前年同月比ともに2ケタ減となった。
●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比+1.7%の4,000万円と3ヵ月連続で上昇した。2014年4月の集計開始以降、初の4,000万円台である。主要府県別に見ると、大阪府が-0.1%の3,886万円と僅かだが下落に転じた。兵庫県は+5.8%の4,419万円と連続の上昇。京都府は-4.4%の3,802万円と3ヵ月連続上昇から反転下落した。
●愛知県
愛知県は+1.8%の3,916万円と連続で上昇した。戸数は前月からの反動と季節要因もあるが、今年に入り100戸を下回る月が増えている。中部圏全体(4県)は+0.5%の3,857万円と連続上昇した。
首都圏は東京23区がけん引する形で上昇した。近畿圏では兵庫県が連続上昇して前年同月比もプラスに転じ、全体では上昇率が拡大。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比+8.1%の7,783万円と4ヵ月連続で上昇。上昇率が一段と拡大した。都下は-1.2%の4,662万円と下落に転じた。横浜市は-1.8%の4,833万円と反転下落した。川崎市は+1.1%の5,624万円と3ヵ月連続下落から反転上昇した。相模原市は-5.3%の4,218万円と反転下落。千葉市は-3.9%の4,046万円と連続で下落した。さいたま市も-1.6%の4,549万円と下落が続いた。前月比で上昇したのは東京23区と川崎市で、他は下落。
大阪市は-18.3%の3,648万円と大きく反転下落。堺市は+23.5%の4,429万円と大きく上昇に転じた。神戸市は+18.1%の5,006万円と連続上昇し、上昇率は大きく拡大した。京都市は-6.5%の3,856万円と下落に転じた。
名古屋市は+6.0%の4,214万円と連続上昇した。
首都圏主要都市は東京23区のみが前年同月比でプラスとなった。神戸市は前年同月比もプラスに転じ、集計開始以降初の5,000万円台となった。名古屋市は6ヵ月ぶりの4,000万円台。
●集計の方法
調査対象の条件:①敷地面積50㎡以上~100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
赤字はデータ掲出都府県
宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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